キダムが来た!!・・・と思った。けどキダムって何?

 

隣の席の人と授業中、最近買った電子辞書で遊ぶのにハマってます。

例)先生「『さす』という言葉にはいろんな漢字、意味がありますが、大きな共通点が〜・・・」

  友「『さす』ってなんだろう?」

  俺「調べてみよう・・・。

    『砂嘴が入り江の対岸まで達しているもの、または、ほとんど達しているもの(by広辞苑)』」

  友「意味わかんね〜」

 

もちろん人々が調べるような下ネタも調べます。

例)友「エロで調べてみよう。」

  俺「待って・・・。

    なにこれ『エロシェンコ』だって〜。」

  友「ちょっと変えたらヤバくね〜」

エロシェンコ本人(故人ですが)、またはエロシェンコファンの方には大変お詫び申し上げます。

 

漢字事典とかもついてるんですが、まだ「驫」(『とどろき』と読む)しか調べたことありません。

あまり持ってる意味ありません。

 

さて、その友人に休み時間に電子辞書を貸してほしいと頼まれ、

俺は貸したままトイレに行き、用を足しながら、自分の知らない言葉について考えていました。

「そいうえば、ちょっと前、新聞のTV欄によく『キダムが来た!』って書いてあったよな・・・。

 あの頃テスト前でテレビ見てなくて、新聞もちゃんと読んでなかったから、

 世間のことあまり知らなかったもんな。

 『キダム』ってなんだったんだろ・・・? 最近言わないよな・・・。

 もう来たのかな。もしかして、もうすでに帰ったとか・・・?

 キダムキダムキダムキダムキダム・・・・

 もしかしてサダム(イラクのフセイン大統領)のこと?! それとも彼の上司(?)とか?!

 もしかして恐怖の大王系・・・・?!」

 

するといきなり外から、

「きたぁ―――!」

という叫び声が聞こえました。

俺はてっきり、キダムが来たのだと思いました。

 

「えぇ?!もうキダム来ちゃったよ! 知らないままだとまずいな。急いで調べないと!」

 

教室に戻って、隣の友人から電子辞書を取り上げ、急いで「キダム」と打ちこみました。

 

載ってませんでした・・・。

 

友「なに?キダム?そんなん最近だから載ってないって。」

俺「なぁ、キダムって何?!」

友「えっ、サーカスでしょ。」

俺「そーなの?!」

友「なんで?古くない?」

 

俺がキダムを調べたくなった経緯を述べると、大爆笑されました。

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